先週、夫と一緒に八景島シーパラダイスに遊びに行きました。
夫と2人きりで外出する機会はなかなかないのですが、今回は1歳の息子を、両親に短時間預かってもらい久しぶりに2人でデートをしてきました。
私も夫も朝からウキウキしていました。
ほんの数時間ですが、「思いっきり楽しもうね!」と言って意気込んでいました。
子供がいると乗れない乗り物にもたくさん乗りました。
私は絶叫系が苦手なのですが、夫は反対に大好きです。
あれに乗ろう、これに乗ろうと誘ってきます。
私はもう少し子供向けな乗り物で体を慣らしてからと必死に説得していました。
一番、恐れていたのは「バイキング」です。
小さい頃に好奇心から乗った時の恐怖心が忘れられず今日までずっと避けて通ってきた乗り物です。
ほぼ無理やりと言わんばかりに、夫に腕を掴まれ「バイキング」の列に並びました。
心臓がドクドクしてきて、夫に「やっぱりやめる!」と言いましたが夫は掴んだ腕を離してくれません。
なんだかんだ、以前乗った時は小さかったですしもしかしたら楽しいと感じるかもしれないといちるの望みを持ち、
私はアトラクションに乗り込み、安全バーを腰のところで下げられている状態まできました。
自分に楽しいかもと言い聞かせていましたが、恐怖心には勝てず「もう、終わった」という気持ちと同時に夫に腕を掴み、早く終わってくれと願いました。
いざ、アトラクションが動くとあの心臓が浮く感覚は小さい頃から何一つ変わっていませんでした。
乗ったことを後悔しました。
乗っている間も、夫の腕を掴む手は大きく震えていたそうです。
必死に耐え、乗り終わっても足が震えて階段を降りるのも苦労しました。
大人になっても苦手なものは変わらないのだなと実感した時間でした。
夫は一緒に「バイキング」に乗れたことで満足したのか上機嫌になりました。
私の体調を徐々に落ち着き、任務を遂行した安心感から重かった肩の荷がふっと軽くなりました。
自分の中では小さい頃に苦手でも大人になって楽しめるようになっていたら嬉しいなと思っていましたが、私は克服できていないようです。
ひとまず、安心していると芸能人を発見しました。
オアシズの大久保さんとM−1に出場していたぺこぱさんでした。
普段、あまり芸能人を見る機会はないので夫と「すごいね〜!」と興奮してしまいました。
そのロケは、2人を見つけたシーパラ内のお客さんがハッシュタグをつけてツイッターで呟き、その呟きを手立てにして2人がお互いを見つけるという鬼ごっこでした。
企画自体が今時だな〜と感心してしまいました。
ロケにも遭遇できたので、今日来てよかったねと夫を話しました。
そのあとは、魚釣りをしました。
今の季節は鮭です。釣った分を調理して食べられるので私たちは6匹を釣りました。
普通の川や海で釣りをするのは難易度が高いですが、ここでは確実に魚が釣れるのでとても楽しいです。
でも魚が苦手で触れない私は釣った魚を夫にフックから外してもらう連続でした。
周りでは子供たちが楽しそうに親御さんが釣り方のコツを教えている光景がとても微笑ましかったです。
息子も大きくなったらここで一緒に魚釣りをしたいなと感じる時間でした。
それまでに母親の私も魚を触れるようにしないと息子に馬鹿にされてしまうなと感じました。
そっそく釣った魚を調理場に持っていき唐揚げにしてもらいました。
とっても美味しくてびっくりしました。
身が詰まっていて衣はサクサク、少しでお腹がいっぱいになってしまいました。
自分で釣った魚だから、余計に美味しく感じたのかもしれません。
命を頂いたことを実感しました。
この体験はぜひ、息子にもさせてあげたいと思いました。
とても楽しんでいたのですが、頭の片隅で気になっているのは子供のことでした。
ほんの数時間だったのですが、子供に早く会いたくなってしまいました。
十分に楽しんだので、夫とも「帰ろうか」と言って預かってもらっている実家に向かいました。
実家に向かっている車の中でも、今日起きたことを夫と話す時間がとても楽しかったです。
なかなか、2人で出かけることは難しいけどたまには両親に甘えてリフレッシュしようと。
ゆっくりと夫と話す時間も子育て中だとなかったりするのでこんな些細な機会も大切にした方がいいですね。
そんなこんなで、あっという間に実家に到着しました。
この日の朝、子供のお弁当を作って持っていったのですが綺麗に完食してくれていてとても嬉しくなりました。
久しぶりに会ったおじいちゃんとおばあちゃんに会えて息子は嬉しかったのか迎えにいった時に、キャッキャと楽しそうに遊んでいました。
それと同時に、自分の両親の存在をとても有り難いと実感しました。
普段の子育ては日中は1人でしていますが、近くに両親がいるという安心感があるからのびのびと子育てができているのだと思います。
日々の生活は周りのサポートによって成り立っているのだと実感した有益な一日になりました。